AGAに対するテストステロンとジヒドロテストステロンの働き

○テストステロンとは
男性ホルモンの一種であるのがテストステロンです。テストステロンには筋肉を増やしたり、脂肪を燃やしたり、性力を高めたり、積極性を高めたり、女性を惹きつけたり、男らしい肉体と精神を形成する上で重要な働きを持つものです。テストステロンは自発的に増やすことができるものなので、女性にモテたいと考えている人は身なりに気を遣うよりもまずテストステロンを増やす努力をすることをおすすめします。

○テストステロンとジヒドロテストステロン
テストステロンは5αリダクターゼという酵素の一種と結びつくことでジヒドロテストステロンという男性ホルモンに変化します。ジヒドロテストステロンは男性器の形成などに関わるものですが、反面、ヘアサイクルを乱してAGAを引き起こすものでもあります。ジヒドロテストステロンは心身に悪影響を与えるものでもあるため、悪玉男性ホルモンとも呼ばれています。

しかしジヒドロテストステロンはテストステロンが材料となって作られますが、テストステロンが増えれば必ずしもジヒドロテストステロンが増えるというわけではありません。実際、筋骨隆々とした筋肉質な人にAGAが多いかというと、そんなことはありません。むしろ、ほとんど運動をしない人よりも若々しく、髪も黒々としている人が多いです。

世の中にはAGAの予防と改善のため、テストステロンを減らす努力をしている人もいます。しかし、注意すべきはテストステロンと5αリダクターゼの結びつきによってジヒドロテストステロンが生じることであり、テストステロンを減らすことではないのです。むしろ、テストステロンの働きの一つに体毛を濃くするというものがあり、これはAGAの予防と改善にも効果的に働きます。AGAで悩んでいる人もテストステロンを増やす努力をした方がいいのです。

○テストステロンを増やす方法
テストステロンを増やすためには、テストステロンの材料となる栄養、テストステロンの生成を活発にする栄養を積極的に摂る必要があります。代表的なものが卵や肉などのタンパク質です。また、牡蠣やニンニクなど、一般的に精力増強に効果的とされる食品はテストステロンを増やすのに役立つものがほとんどとなっています。

テストステロンはトレーニングによって増やすこともできます。もっとも効果的なものが多くの筋肉を刺激するベンチプレスやデッドリフトなどのフリーウェイトトレーニングです。ただし、1時間以上のハードなトレーニングをするとテストステロンの値が次第に減少してしまうので、トレーニングは1時間以内でメニューを組むようにしましょう。