乾燥肌がAGAを引き起こすことも

○乾燥肌とは
乾燥肌とは、皮脂の分泌量が足りないために皮膚表面に水分を保つことができず、皮膚が乾いてしまっている状態のことです。軽度の乾燥肌では肌に軽い痒みが現れるくらいですが、重度の乾燥肌では肌に生じた亀裂から血が滲み出てくることもあります。こうなると風に当たるだけでも強い痛みが生じるので、外出も辛くなってしまうほどです。

一般的に、入浴は肌にいい影響を与えるものと考えられています。美肌を保つために長時間入浴をしたり、半身浴や足湯をしたりしているという人も多いことでしょう。しかし、乾燥肌の場合、入浴が逆効果になることもあります。入浴時には体から水分が奪われますが、乾燥肌の人は奪われた水分を補うことができないので、乾燥肌による症状が悪化してしまうこともあるのです

乾燥肌では皮膚表面の水分だけでなく、バリア機能も失われています。バリア機能を失った頭皮はさまざまな異常を引き起こしやすくなり、それによってAGAを発症してしまう人もいます。

○乾燥肌の原因
乾燥肌を引き起こす原因はさまざまですが、体質によるところが大きいとされています。そのため、乾燥肌は生活習慣を見直してもすぐに治るというものではなく、乾燥肌の人は長く症状と付き合っていく必要があります。

乾燥肌にも環境的要因が全く関わっていないというわけではありません。空気が潤っている夏場は乾燥肌の症状は緩やかですが、空気が乾いている夏場は乾燥肌の症状が酷くなるとされています。こうした環境的要因を理解して対策を立てることも大切です。生まれつき乾燥肌という人でも、環境的要因を排除すればかなり肌質を変えることができます。

○乾燥肌と洗髪
乾燥肌は頭皮の洗い過ぎによって引き起こされることも少なくありません。市販されているシャンプーには強力な洗浄効果があります。しかし、シャンプーによって取り除かれるものは埃や塵だけではありません。シャンプーは皮脂も取り除いてしまうので、念入りに洗髪をしてしまうと頭皮から皮脂が不足し、乾燥肌になってしまう可能性が高くなります。また、頭皮の洗い過ぎは角質層を傷つけることもあります。

乾燥肌ではフケが多く出てくることも多く、そのために髪を洗い過ぎている人が少なくありません。しかし、乾燥肌はただでさえバリア機能が失われている状態なので、優しくマッサージをするように洗ってあげることが大切です。シャンプーもできるかぎり刺激の少ない育毛シャンプーなどを使うようにした方がいいでしょう。